子どもが増えたら学資保険で割引を受けよう

教育費は、子どもが増えればそれに比例して増えます。
子どもをたくさん産むのであれば、教育費は計画的に確保していかなければならないでしょう。
教育費を確保する方法としては、学資保険があります。

学資保険とは、通常の保険のように毎月保険会社へ支払っていき、満期日になったら当初契約していた額をまとまって受け取れるというものです。

学資保険は、内容にもよりますが、返戻率の良いものもあります。
しかも、兄弟で加入するとさらにお得になるものもあります。
兄弟割引をしている保険会社の例をご紹介しましょう。
例えば長男が生まれて満期総額を４００万円に設定し、払い込み期間を１８年にしたとします。
月の保険料は１万６６１２円で返戻率は約１１１．４パーセントです。
２年後に長女が生まれました。
その子にも同じ内容で保険をかけましたが、月の保険料は長男より２００円安くて返戻率は約１１２パーセントで、長男の時よりアップしていました。
月の支払い額は２００円しか安くならないのかと思うかもしれませんが、総額にすれば４万円以上違います。
しかも、保険料を全期前納にして早々に払ってしまった場合、兄弟の割引を適用させて、返戻率は約１１９パーセントにまでアップします。

かなりお得になるため、兄弟で学資保険をかけるのであればこういった割引制度を利用すると良いでしょう。
そうやって子どもが増えても賢く教育費を確保していくことが望ましいと言えます。