Educational insurance Navi
学資保険について、基本から丁寧に解説!
クチコミやランキングでお薦めを紹介します!

学資保険はどうしてもかけるべき?

実に6~7割の家庭で加入している学資保険ですが、どうしても加入すべきなのでしょうか。
学資保険にもメリットとデメリットがあり、それぞれの特徴から自分の家庭に本当に必要なのか見極める必要があります。

メリットとしては、確実にお金が貯まるというものがあります。
これは貯金がなかなかできないという家庭などの場合に、定期的・継続的に保険料が引き落とされるなどして、強制的に貯金ができると考えると良いでしょう。

次に銀行などに預金する場合に比べて戻り率が高い商品が多いためよりお得に貯金ができること、そして万が一の場合には保険料の払い込みが免除された上で祝い金や満期保険金が満額受け取れるというもの。
更に学資保険は生命保険料控除の対象になるため、保険料に対して課税対象の所得税や住民税が減額されるので、控除を申請すれば所得税は最大で4万円に対して所得に応じた割合が、住民税は最大2万8千円に対して一律10%がそれぞれ軽減されて還付されますつまり学資保険で支払われる保険金に還付金を足した金額が、実質的に学資保険でもらえる金額と言うことができるのです。
保育園の保険料に関しても所得税額で決まるものなので、生命保険料控除を受けることはメリットになります。

デメリットとしては、途中解約すると元本割れを起こすことから、満期になる前に気軽に換金することができないという点と、固定金利なので物価の上昇に弱いという点があります。
従って、自分たちで確実に貯蓄できるかどうか、銀行よりもお得に貯蓄したいかどうかがポイントになります。
また、不動産や株式、外貨などへの投資のほか、半年ごとに適用利率が変わるためインフレに左右されにくい「変動金利型10年満期」の個人向け国債、急激なインフレ以外には対応しやすい満期が1年以下の定期預金など、学資保険以外の資産運用があるかどうかもポイントです。

以上のことから、他に資産運用をしておらず子供の学費を確実に準備したい家庭には、学資保険は向いていると言えます。
ただ、先述の通りインフレに弱いという特性があるので、インフレに左右されにくい資産運用との併用がベストと言えるでしょう。

トップに戻る