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学資保険について、基本から丁寧に解説!
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学資保険の罠にご用心!

子供の将来のために学資保険に入る、という考えが浸透している現代社会ですが、内容をよく確認して吟味した上で加入しないと思わぬ落とし穴にはまることがあります。

学資保険の罠とも言うべき落とし穴の一つが、元本割れです。
元本割れは投資した総額よりも返戻金が低いときに起こるもので、生命保険などの多くの保険には返戻金が元本割れしないように元本保証を付けています。
ところが、たくさんある学資保険の商品のうち、元本保証の付いている商品はとても少ないのです。
そこで、付随している医療特約などを加味した上で、返戻金の総額が元本割れを起こさないかをチェックする必要があります。

次に、学資保険はお祝い金などの一時金や満期の際の保険金額があらかじめ固定で設定されているものなので、物価変動などのインフレに弱いという罠があります。
子供の学費のために加入した学資保険のはずが、インフレの煽りで入学金や授業料などが値上がりし、加入していた学資保険で賄えなくなってしまった、などという事態が起こり得るのです。
新生活や子供の学費を学資保険の満期保険金でやりくりしようと考えている家庭にとっては、インフレで損をすることになる可能性があります。

このような罠を回避するために、銀行の積立式定期預金を利用して学費を準備するという家庭も増えていますが、学資保険と定期預金は性質が違うために比較することが難しく、どちらが良いとは一概には言えません。

生命保険の性格も持つ学資保険の場合、掛け金の支払いをしている契約者に万が一のことが起きても、その後の支払いが免除された上で保険金の支払いは保障されています。
しかし、定期預金の場合は預金者に万が一のことが起きても何の保証ないため、満期までに破たんしてしまうことも考えられます。
このように学資保険の本質と、他の商品との特徴の違いを理解した上で、自分の家庭に一番必要なものは何かを見極めることが肝要です。

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