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学資保険について、基本から丁寧に解説!
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育英年金付学資保険は必要?

通常の学資保険では、契約者が死亡した場合、保険料を支払う必要はなくなります。
しかし祝い金や保険金が受け取れるのは先の事であり、それまでの生活費や学費に困窮する家庭も少なくありません。

育英年金付学資保険は、契約者が死亡すると、年金が支給されるというものです。
もちろん満期保険金も支払われます。
年金は月3万円程度のものもありますし、子どもの年齢が高くなるにつれて、金額が段階的に増えていくものもあります。
保険料は通常の学資保険と数千円しか違いません。
もし子どもが小さなうちに親が死亡すると、払った保険料の十数倍の金額が受け取れるのですから、大変助かるといえるでしょう。

しかし、デメリットもあります。
契約者が死亡しなかった場合は、ほとんどの商品で元本を下回ります。
払った金額の70%くらいの保険金しかもらえないものもあります。
学資保険は貯蓄性の高い商品であり、育英年金付でなければ、返戻率が100%を上回るものも多いです。
親に医療保険をかけていれば、育英年金は必要ないという意見もあります。
元本割れを損と考えるか、保険だと考えるかによって、選択は変わってきます。

注意しなければならないのは、育英年金は子どもの収入になるという事です。
年金と、払った保険料の差額が38万円以上になると、所得税を払わなければならなくなります。
子どもは親の扶養からはずれ、児童手当や医療手当も受け取れなくなる可能性があります。
受け取れる金額と失う金額を比較して考える事が必要です。

親がいつどうなるか、誰にもわかりません。
そのための保険ですから、よく検討して加入しましょう。

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