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学資保険について、基本から丁寧に解説!
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学資保険の返戻率を調べよう

保険を掛けると、満期まできちんと支払いをすれば、満期額は支払った分以上になる、必ず元が取れる、と思っている方がほとんどでしょう。
確かに、そういったシステムの保険はたくさんあります。
そうでないと、なかなか契約しようと思いませんよね。
しかし、中には支払った分よりも、満期額つまり受け取ることができる額が少なくなるケースもあります。

代表的なものは学資保険です。
受け取ることのできるお金のことを返戻(へんれい)率と言います。
契約の際には月々の支払額や満期額だけでなく、返戻率を確認しなければなりません。
例えば、学資保険を20年契約にし、支払総額を200万円という設定にして契約にしたとします。
A保険会社は返戻率が90パーセントです。
そうすると、200万円×90パーセントなので、20年後に受け取れる額は180万円になります。
このケースでは、支払った額より受け取れる額が20万円も少なくなります。
返戻率が100パーセント以下であれば、元本割れします。
同じ条件でB保険会社が返戻率100パーセントであれば、支払総額と20年後に受け取れる額は同じになります。
返戻率が110パーセントであれば、200万円×110パーセントなので、20年後に受け取れる額は220万円になります。

ただし、返戻率を低くしている学資保険には、他に特典のある場合がほとんどです。
多くは貯蓄性と保障性を兼ね備えています。
子どもが病気やけがをした際、入院や通院など医療面での保障が含まれています。
返戻率が低くても万が一の備えになることがあります。
契約の際には返戻率だけに囚われず、内容をよく確認した方が良いでしょう。

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