学資保険の契約者貸付制度ってなに？

学資保険に限らずに、生命保険や医療保険でも利用する事が出来るケースが多い、契約者貸付制度。
この契約者貸付制度とは、一体どのような制度なのでしょうか？
学資保険の契約者貸付制度についてご説明をしていきます。

●そもそも契約者貸付制度とは？学資保険の契約者貸付制度とは？
契約者貸付制度とは、保険会社と何らかの形で契約(医療保険や生命保険など)をしている人が利用できる制度です。
現在積み立てている保険を担保に、保険会社からお金を借りることが出来るものを指します。
医療保険や生命保険だけではなく、学資保険も対象になっているケースが多く…
まとまった金額が急きょ必要になったという親御さんにとっても、重宝されてきました。
保険会社によっても異なりますが、契約をしている本人や、親御さんを対象に、こちらの制度を利用する事が可能です。

●契約者貸付制度のメリット
契約者貸付制度の最大のメリットはやはり、“リスクを少なく、まとまったお金を借りることが出来る点”でしょう。
急きょご家族の誰かが病気になってしまったときなどに、利用する方も少なくないようです。
また、契約者本人だけではなく、学資保険の場合は親御さんも下ろすことが出来る場合が多いので…
お子さんに万が一のことが合っても安心です。

●契約者貸付制度のデメリット
契約者貸付制度のデメリットは、これらがあげられます。

・保険が解約されてしまうことがあります
当然ですが、返済が滞ってしまった場合は、保険を解約される恐れがあります。
解約された際の今までの保険料は、戻ってこない場合がほとんどですので、注意が必要です。

・利率が高いことも…
貸付の利率が非常に高く、年間３％以上取られる所もあるようです。
時間と共にどんどん返済額が増えてしまう恐れがありますので注意が必要です。

・祝い金などから引かれる可能性もあります
万が一返済が滞った場合、祝い金などから返済額を引かれてしまう可能性が高いでしょう。
祝い金を当てにしていたのに、１円も入ってこなかったという事態にならない様に気をつけましょう。